Ableton Liveの音を良くする方法

過去にも書いたと思うのですが、もうちょっと詳しく書きます。

Live以外で音が良いやつありますか?と昔からよく聞かれてて、Live以外であれば全部って言うくらい他のDAWの方が音が良いんですけど、せめてCubaseとか答えても結局みんなLive以外使わないんです。それだけ柔軟性に長けてて魅力的なのでしょう。なのでせめてこの方法くらいは試してもらいたいなと思い書きました。

Liveでのエクスポートは御存知の通り特に音が悪いです。せっかく頑張って作ったのにエクスポートしたら音が悪くなったと思ったことはありませんか? MPCやSP1200みたいな使える質感であればいいのですが、ただただ劣化するだけです。

悪くなったっけ?と思われる方は読まなくても大丈夫です。代わりに耳を鍛えましょう。


音を良くする方法は大まかにふたつあって、DA-3000等の外部のレコーダーに録音する方法かRewireを使用する方法です。馴染みのないRewireについて説明していきます。


Rewireを使う

Live以外の他のDAWのRewireを利用します。他社製のDAW同士を繋げれる規格がRewireです。そのRewireを使えば音が悪くなるのを回避出来ます。

オーディオインターフェイス等を買ったりするとDAWの簡易版が付属してる場合があったりします。簡易版にRewire機能がついてたら是非試して頂きたいです。

私のメインのDAWはCubaseなのでCubaseを例にしていきます。


2ミックスの書き出し

まずメインホストのCubaseを先に立ち上げます。デバイス>Ableton Live Rewireをクリックすると下の画像が立ち上がります。2ミックスの書き出しなら「Mix LとMix R」だけオンで大丈夫です。そしてLiveを立ち上げます。Liveの方はこれといった設定はしなくても大丈夫です。

Cubaseがホスト、Liveがサブ扱いになり、CubaseのBPMに引っ張られるのでLiveで作った時のBPMをCubase側に打ち込んでください。書き出す前にCubase側の左右のロケーター(曲の最初と最後)をLive合わせてください。

Cubaseのファイル>書き出し>オーディオミックスダウンをクリック。オーディオエンジン出力のところの「実時間で書き出す」にチェックを入れる。で、Cubase側で書き出します。これだけでもだいぶ変わります。


もうひとつ手間をかけるのであれば、Cubase側で実時間で書き出す前にLive側のマスターに挿してるプラグインをCubase側のマスターに挿し直して書き出した方が良い結果がでそうな気がします。やったことないですけど。

サードパーティー(Liveの純正のプラグイン以外。他社製)のプラグインは、Liveがスレイブ状態の時は使えませんでした。なので、上記の2ミックスの書き出しの場合はLiveの付属プラグインでのみ有効になります。


Liveでもっと音を良くしたい方法

Liveで曲を作る前にLiveとCubaseをRewireで繋げます。上の画像のように必要なトラック分だけ立ち上げます。足りなかったらあとで立ち上げられるので適当な数で大丈夫です。Cubaseは64チャンネル分立ち上げれるようです。

LiveのAudio Toの「Master」をクリックすると「Rewire Out」を選択出来るようになるので選択し、その下をクリックするとBusが選べるようになるので各チャンネル下の画像みたいにBusを割り振っていきます。

Rewire設定の動画 → https://twitter.com/Onibabako/status/936134134015057921

Cubase側はこうなります。ついでにフェーダーをマイナス5くらいにしておきます。マスターで0を越えにくくするためです。

作曲はLive、音の調整はCubase等の他のDAWで役割分担

普通にLiveで曲を作っていくのですが、Live側でエフェクトを使わずCubase側でエフェクトをかけます。インストゥルメント系のプラグインもCubase上で全て行います。Liveは柔軟性がある分音が犠牲になってるので音を作る場合はCubaseに頼るわけです。上の画像のトラックにEQやを挿して音を作ります。ラップトップの場合はLiveとCubaseを切り替えるのが面倒だとは思いますが、これをやるのとやらないとではかなり差が出るので頑張りましょう。

で、最終的な書き出しもCubase側でやります。

Live以外で作ったほうが速いですね、これ。。。