グルーヴについて

キックの販売をしております。近日スネアも販売します。宜しくお願い致します。

707、808、909、重いキックの販売


TR-808、TR-909は無くてはならない存在です。独特の揺れがグルーブに繋がるみたいな事を聞いたことがあると思います。揺れという都合がいい言葉をつかってますけど意図的に揺らしてるわけではないのでただのズレですね。

残念ながら実機が今手元に無いんで実証出来ないんですけど、キックの1拍目はジャストで2拍目とか3拍目がズレてるんでしたっけ? それがグルーヴに繋がってるようです。アナログ機材なので個体差があり揺れもまちまちなようです。

アボカズヒロさんGOMIさんとのお食事に誘っていただいた時のお話しです。「あの頃はRalphi Rosarioの909が1番良くてみんな借りて使ってたのよ(セリフうろ覚え)」 ということで1990年くらいのシカゴハウスのドラムはRalphi Rosarioの909ってことになりますね。




この曲、ドラムだけでもノセられてしまいます。真似してDAW上にキックやスネアやハットを同じように置いてもクルどころか平べったいまま。。。。

その場合はDAWのクオンタイズ機能のとこにちょこっと鎮座してる「スウィング」機能を使います。

手動でズラしてノリを出すことも出来ますが、熟練の手技と言いますかとにかくこなれてない人が手動でズラして「グルーヴ出たー!」と思ってもただの思い上がりです。




スウィング 0% 

C1はキック、D1はスネア1、D#1はスネア2、E1はスネア3、A#1はハットです。B1から上の薄い赤はベースラインです。ベースもスウィングさせてます。縦の線は1拍で8分割です。

ベタ貼りです。平べったくノリはイマイチです。



スウィング 30% 0%よりだいぶノリが出てきました。よく見るとズレ始めてるのがわかると思います。ハイハットとスネアに耳を傾けたら差がわかると思います。



ウィング 50% ここまで来るとDTMをやってない人でも0%と比べたら差がわかると思います。クオンタイズパネルの方もよく見るとズレてるのがわかると思います。(スイングを上げれば上げるほどここもズレます)



スウィング 90% 

横ノリから縦ノリに変化しました。近年のシカゴハウスはこのくらいグイグイしてますよね。

70%越えたくらいから縦ノリになるような気がします。

復活の兆しがあるニュージャックスウィングは70%~じゃないでしょうか。

下手にズラすよりはこんな感じでスウィング機能に頼ったほうが楽で良い感じになるかと思います。

ドラムだけなど単体にスウィングを使うよりは全パートに使うほうがしっくりします。




ゲートを使う

ループ集やレコードからサンプリングしたドラムループをゲートで切ることでタイトなグルーヴにすることが出来ます。Liveを例に説明します。まずHoldを最小にしてReleaseをとりあえず1msくらいにします。ドラムループを聴きながらThresholdのツマミを時計回りにゆっくり回していくと余韻が無くなってタイトになります。別にタイトにする必要はないんですけど、タイトにすることによってグルーヴが変わったり、隙間が出てくるので他のパートの音が見えやすくなるなどの利点があります。




ディレイのシンクをオフにする

プラグインのディレイには必ずと言っていいほどシンク機能が付いてます。

Syncをオンにするとテンポと同期するので便利なんですけど馴染み過ぎてディレイで飛ばされた音が見えにくくなります。Syncオフにしてオンにした時の設定に近づけていきましょう。完璧に合わせると意味が無いのでちょっとだけズラしちゃいましょう。

ディレイもグルーヴに少なからずとも関わってきます。ちょっとタメがあるくらいに設定するとそれなりの雰囲気が出ると思います。




タメを作る 

キックをジャストのままにしてハットとスネアを後ろに一括でズラしました。散々手動でズラすなと書いたのにズラしました。こういうズラし方をするとタメが出来ます。大人っぽくなったり余裕がある雰囲気になりますがジャンルによっては雰囲気すら出ないかもしれません。BPMが遅く、音数が少ないトラックには有効な手段です。

ハットやスネアを前(右)にズラすとスピード感が出ます。

また、スネアとクラップを同時に鳴らす場合はどちらもジャストにせず、どちらかを前後にズラすとどちらの音も見えやすくなります。




パクる

サンプリングしたドラムループをまんま使いたくない、音色を変えたい、ネタが有名すぎて著作権の都合上使いたいのに使えない。。。そんな時はグルーブのみパクります。Liveを使用します。

パクりたいオーディオデータを右クリックして「ドラムを新規MIDIトラックに変換」すると新規MIDIトラックと新規MIDIクリップが登場します。MIDIクリップの中身はこんな感じに ↓

変換後もLiveを使う場合は ↑ の音を差し替えたりします。

他のDAWを使用したい場合は ↓ のようにMIDIクリップを右クリックして書き出します。書き出したMIDIデータは他のDAWに貼って利用できます。




LiveにはGrooveが用意されてます。「Groove」の隣の丸をクリックすると「Swing and Groove」が現れます。詳しい説明はこちら →  グルーヴを使用する


MPCを使う

今もMPCが愛される理由はMPC独特のグルーヴがあるからだと思います。絶妙なんですよね。持ってないですけど。




いろいろ書きましたが市販のループ集を素直に使うのが1番手っ取り早いです。

外人さんが作ってるので外人さんのノリをいただけます。一昔前のループ集は使えませんでしたが現在はクオリティが高いので全然使えます。効率性を考えるとこれに勝るものはないと思います。